【MLB】サイン盗み首謀者ベルトラン氏を「誰も止められなかった」 “内幕”を元同僚が暴露(Full-Count)

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 アストロズのサイン盗み問題の首謀者とされ、メッツ監督を解任となっていたカルロス・ベルトラン氏が行ったサイン盗みの内幕が明らかになった。米メディア「ジ・アスレチック」が当時在籍した匿名選手の証言を元に伝えており、その内容は衝撃的なものとなっている。【写真】怒りのサバシア氏が「保証する」と確信 アルトゥーベにセキュリティーゲートを合成した皮肉写真 ベルトラン氏は両打ちの5ツールプレーヤーとして活躍し、通算20年間で2725安打、435本塁打、1587打点、312盗塁を記録。現役最終年だった2017年にアストロズでプレーし、これまでに当時ベンチコーチでレッドソックスの監督を退任に追い込まれたアレックス・コーラ氏と共にサイン盗みを主導したとされていた。ただ、その実態はチーム内での絶対的権力を使ったものだったという。記事ではこう伝えている。 「殿堂入りに値する経歴を持ち、大変尊敬されていたベルトラン氏はシステムを作るのに貢献し、チーム内ではベテラン選手として、彼の声は絶対だった。選手たちは何も言えず、ベテランを尊重した。それがアストロズのスキャンダルへとつながった」 「当時、ベルトラン氏や上の立場の人に反対できる選手はほとんどいなかった。そして、アストロズの選手たち、AJ・ヒンチ監督でさえ、彼を止めることができないと感じていた。ベルトラン氏のクラブハウスでの支配力により、ヒンチ氏、コーチ陣、選手たちは行動できなかった。ユニホームを着た誰もがベルトラン氏に意見できなかったことは、球界の上下関係における、実績のあるベテランの持つ権力を示している」  ベルトラン氏がレジェンドすぎるがために米球界を揺るがす大スキャンダルが起きたのだという。当時アストロズに所属し、通算1590安打、282本塁打を記録した強打の捕手ブライアン・マッキャンがサイン盗みを止めようとしても、レジェンドの強硬姿勢は変わらなかったという。当時在籍していたある選手は「そのシステムに賛成しないと言った選手は誰もいなかった。選手たちはそのシステムを使って打つことを気に入っていたよ」と振り返っている。  ベルトラン氏はワールドシリーズを制覇した2017年のシーズン後に現役引退し、ヤンキースの特別アドバイザーに就任。その時からアストロズのサイン盗みを疑われていたが、ベルトラン氏は「誰もしていないことはしていない

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(2020/02/12)