【MLB】チケット転売詐欺容疑で3人起訴 Wソックス元職員2人が招待券などブローカーに(Full-Count)
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メジャーリーグでインサイダーチケット転売詐欺の疑いが浮上していた問題で、ブローカー1人とシカゴ・ホワイトソックスの元職員2人の計3人が、ホワイトソックスのチケット転売詐欺容疑で起訴された。地元紙「シカゴ・サンタイムズ」が伝えている。【動画】「笑うのを止められない」 一塁方向にいたカメラマンを直撃した「史上最高」の始球式の一部始終 同紙によると、起訴されたのはシカゴ在住の34歳のブローカーであるブルース・リー、そしてホワイトソックスの元職員である66歳のジェームズ・コステロ、51歳のウィリアム・オニールの3人。1月31日(日本時間1日)に公開された20ページの起訴状では、2016年から2019年シーズンの間、リーが3万4876枚のチケットを販売し、86万8369ドル(約9413万円)を売り上げたとされている。
グレート・チケッツのオーナーであるリーは11件の有線通信不正行為、2件のマネーローンダリングの罪に問われている。コステロは1件の有線通信不正行為、オニールはホワイトソックスの招待チケットを球団に隠してリーに渡していないと3月にFBIに嘘をついたことで罪に問われているという。
起訴状によると、コステロとオニールはホワイトソックスの招待チケットと割引チケットを金銭と引き換えにリーに渡していた。コステロは他の職員のIDコードを使用してホワイトソックスのコンピュータにアクセスし、リーに渡すチケットを入手していたとされている。
リーは2016年シーズンに6323枚、2017年シーズンに1万7408枚、2018年シーズンに1万1115枚、2019年シーズンに30枚販売したとされている。起訴状によると、スタブハブのみで販売し、チケット入手源を隠すために額面より安い金額で販売していたという。