FC東京のルーキー安部柊斗が紅白戦主力組で”青赤のDNA”猛アピール 明大で充実の4年間「無駄じゃなかった」(中日スポーツ)
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FC東京の大卒新人、MF安部柊斗(22)=明大=がチームの今季初公式戦・アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ(28日・味スタ)出場に向け、南国の地で猛アピールを続けている。
安部は沖縄・国頭キャンプ13日目の19日、かいぎんフィールド国頭での紅白戦でも主力組でプレー。持ち前の豊富な運動量と、ボール奪取力で激戦区の中盤で定位置をつかみ取ろうとしている。
FC東京U―18在籍時はトップチーム昇格を逃したが、明大での4年間は回り道ではなかったという。
「充実した日々を送れた。無駄じゃなかったし、やってきたことも間違いじゃなかった。自分自身も、見ている人にも、そう思ってもらえるようにしたい」。その言葉通り、今合宿では自らの力を証明してきた。それが実り、今季初の対外試合となった沖縄SV戦(16日)では先発に抜てきされ、2―1の勝利にも貢献した。
昇格はかなわなかったが、安部はU―18時代からトップチームを身近に感じており、そこでの流儀も知っている。
「4―3―3布陣のインサイドハーフ(攻撃的MF)に入ると、得点も取らないといけない。プロは結果が大事だと言われるからこそ、そこにこだわりたい」
東、三田ら経験豊富な選手たちとの熾烈(しれつ)な争いは始まったばかり。それでも“青赤のDNA”を持つ一人として、憧れの本拠地・味スタのピッチを目指す。【写真】Jマスコット総選挙に連覇したのは…ボクです