元Gマシソン、8年間の“巨人愛”を地元メディアに語る MLB断り「最高の思い出は日本」(Full-Count)

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 昨シーズン限りでプロ野球界を引退した元巨人のスコット・マシソン投手。8年間、日本では巨人一筋で通算421試合に登板した右腕は引退後、地元メディアの取材に応じ日本での思い出を語っている。【写真】結婚記念日は「2人で過ごせたわ」…元Gマイコラスとの美しすぎる“キス写真”で報告した美人妻ローレン夫人の実際の投稿 カナダ野球専門メディア「カナディアンベースボール・ネットワーク」は「日本に“グッドバイ”を告げるのはマシソンにとって簡単なことではない」との見出しで、巨人で8年間プレーしたマシソンを特集。  マシソンは2012年に巨人に加入。8年間で421試合に登板して54セーブ174ホールド、防御率2.46の成績を残した。2013、16年には最優秀中継ぎ投手にも輝き、同タイトルを複数回受賞した初めての外国人投手となった。NPBからは引退するが、カナダ代表として東京五輪を目指してプレーを続けることになる。  記事ではマシソンが引退を発表した際にはファンから多くのメッセージが届き、引退記念Tシャツも作られるなど日本で愛された選手だったことに言及し「彼が日本という国でプレーした長いキャリアの中で、日本の野球ファンの心を掴んだのは明らかだ」と称えている。  マシソンは巨人での8年間プレーした中でメジャー数球団からオファーがあったが全て断っていた。幼少期からメジャーを夢見た右腕だが「良いオファーだった。だけど、僕にとって野球での最高の思い出は、(日本に行く前に過ごした)メジャーリーグ時代のものではなく、日本、そしてカナダ代表で過ごした時のものなんだ。僕を日本という素晴らしい環境から引き離すことは、オファーだけでは十分ではなかったというだけのことさ」と、“日本愛”を強調した。  巨人入り前はフィリーズでプレーしていたが3度の手術を経験するなど15試合に登板し1勝4敗、防御率6.75と結果を残すことはできなかった。日本でのプレーを楽しみにしていたようで「機会にワクワクしながら、日本に行ったんだ。MLBに復帰するためのものだとは、考えていなかったよ。白紙の状態で日本に行き、ついに(怪我から)戻ることができたんだ」と、日本行きが自身の野球人生を激変させたことを伝えていた。

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(2020/01/16)