侍J・稲葉監督「イチロー氏相談役」計画! 悲願の金へ「どこかで話したい。何かメッセージもらえたら」(夕刊フジ)
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7月24日の東京五輪開幕まで、1月6日であと200日に迫った。3大会ぶりに復活した野球は、7月29日に福島・あづま球場でスタート。正式種目として初の金メダル獲得が期待される、日本代表の稲葉篤紀監督(47)が本紙のインタビューに応じ、必勝の決意を語った。2017年の就任から3年を経て、見えてきた選手の変化。そして、昨年3月に現役を引退した戦友、イチロー氏(46)に協力を仰ぐ意向も明かした。(聞き手・片岡将)
--昨秋の国際大会「プレミア12」で初優勝。五輪への収穫は
「ベンチ入りの人数も変わり、レギュレーションも違うが、投手に関しては四球が少なかった。日本は大会通じて13で、韓国が26。これまでも国際大会では1つの四球から点を取られる、あるいはこちらが取るということが多かった。その点で日本投手陣の四球の少なさはひとつの強みになったと言えます。打者に関しても、そのときの調子の良しあしがある中で、ひとつの四球を取る、ボールを見極めて1球でも多く投げさせ相手をじらす、ということは重要になってきますね」
--現役時代に出場した北京五輪では4位。悔しさが残っている
「17年に監督に就任してから、『五輪の借りは五輪で返す』と言い続けてきた。実際に代表チームでは勝ってないわけです。いよいよ今年に迫ったという感じがします」
--普段はNPB12球団に所属している代表コーチもいるが、コミュニケーションはどのように
「各球団を回ったときには会って話しますが、普段はLINEですね。監督、コーチ陣のグループがあるので、そこで情報交換をしています」
--自身の経験を踏まえ、五輪があるシーズンの意識は変わるものか
「選手は誰もがまず、シーズンを戦うことを最優先にやっていて、その先に五輪があるという感じでしょう。どのくらい成績を残していれば呼ばれるということより、チームの勝ちへの貢献が大事。その過程の自己犠牲や思いを見ていきたい」
--プレミア12にはケガで呼べなかった、千賀(ソフトバンク)や菅野(巨人)も有力候補
「千賀、菅野は誰もが認める実力を持っている。与える影響は非常に大きいんです。若い選手が多い中で、彼らと話ができて自分のレベルを上げる機会が生まれる。ジャパンとして戦っていく中で、成長できるということは非常に大きい」
--プレミアの韓国戦で