オリックス「イチロー監督」誕生への最終ステップ(夕刊フジ)

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 【江尻良文の快説・怪説】  6日、京セラドームで行われたオリックスの合同年賀式。オーナー代行を兼務する湊通夫球団社長は「(今年の目標は)もちろん優勝です」と高らかに宣言した。が、その信憑性は?  「選手個々の力はあると思っている。全員の力を結集することが必要。優勝から遠ざかっているその部分に必要なのは精神力」というのが湊球団社長の弁だ。その裏には、メジャー通算282本塁打の大物、アダム・ジョーンズ外野手(34)=前ダイヤモンドバックス=を獲得したり、補強面の成果アピールもあるのだろう。が、事はそう簡単には運ばない。  1995年1月に起きた阪神淡路大震災からの復興を目指し、「がんばろう神戸」を合言葉に95、96年とリーグ連覇して以来、オリックスは優勝から遠ざかっている。「仰木マジック」といわれた仰木監督と、愛弟子イチローの最強タッグによる偉業だった。  そのイチローもついに現役引退。マリナーズのユニホームを脱ぎ、現在はマリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターの職についている。  オリックス・宮内オーナーは、イチローが引退したら「オリックスの監督になって欲しい」という究極の夢を抱き続けているという。そのため、オフに帰国すると会食をしたりしてホットラインを確保。さらにオリックス本社のCM起用、オフの練習場提供など、「オリックス・イチロー監督」誕生へ向け、あの手この手を打ってきた。  今こそ究極の夢実現への、最終ステップ突入が必要だろう。まずはキャンプでの臨時コーチとして招へいするなど、オリックス復帰へ向けた具体策が求められる。仰木マジックの継承者はイチローしかいないのだから。(江尻良文)

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(2020/01/07)