安部裕葵、1トップもシャドーも「どこでも」宣言 バルサB直近6戦4発でプレーに幅(スポーツ報知)

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◆国際親善試合 U―22日本―U―22ジャマイカ(28日・トランスコスモススタジアム長崎)  U―22日本代表MF安部裕葵(20)=バルセロナB=が24日、カメレオンのように変幻自在なプレーを武器に東京五輪出場を目指す。この日、長崎市内で、28日のU―22ジャマイカ戦に向けた合宿をスタート。バルセロナB(実質3部)ではセンターFW(CF)を任され、プレーの幅を広げたアタッカーは「自分はどこでもできる」と宣言。アピールを誓った。  落ち着いた口調が、自信の表れだった。この日の早朝に帰国し、さっそく初日の練習に参加した安部は「僕はどこでもプレーできる。得点に絡むことが大事だと思っています」と静かに闘志を燃やした。  自信の裏には、今夏に鹿島から加入したバルセロナBでの経験が大きい。秋から真ん中のCFで起用されることが増えた。「FWをやっているから新たな発見というのはないですけど、こういう時はこうするとか、いい選択肢を見つけられるようになった」。高校時代はFWでプレーしていたが、プロ入り後は主にサイドアタッカー。サイドでボールをもらい、ドリブルを仕掛けるイメージが強かった。だがバルサBでは、中盤に下りてきてボールをさばくだけでなく、DFラインの裏へ飛び出すプレーも披露。直近6試合で4得点をマークしており、現地でもCFとして評価を高めつつあり、トップチームの練習に呼ばれる回数も増えてきた。  東京五輪世代となるU―22代表には、9月の北中米遠征に続く2度目の参加。この時は1トップの後方に位置するシャドーを任され「すごい楽しかった」と手応えがあった。だがこのポジションは、マジョルカMF久保建英やPSVのMF堂安律らがいる最激戦区。安部も十分に争う実力があるが、現状では当落線上。シャドーだけでなく、CFでプレーできるのは他の選手にない強みとなる。  6月の南米選手権(ブラジル)以来、直接指導する森保一監督(51)も「バルセロナに渡って経験しているところを出してほしい」と“変化”に期待している。「この遠征に集中しています」という20歳が、一発回答を出す。(井上 信太郎)  ◆安部 裕葵(あべ・ひろき)1999年1月28日、東京・北区生まれ。20歳。城北アスカFCで本格的にサッカーを始め、本田圭佑がプロデュースする「ソルティーロFC」を経て瀬戸内高(広島)へ。2017

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(2019/12/25)