五輪金へ侍ジャパンとイチロー氏の夢タッグある 代表への“熱”伝えてほしい(スポーツ報知)

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 東京五輪で金メダルを目指す侍ジャパンとイチロー氏が“タッグ”を組む可能性があることが24日、分かった。侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)と3月に現役を引退したイチロー氏(46)=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター=は旧知の間柄。指揮官は「チャンスがあれば」と自身のホットラインを生かし、五輪メンバーにイチロー氏が持つ代表への“熱”を伝えたい考えを明かした。  五輪への思いを膨らませた時、稲葉監督の脳裏にはイチロー氏の姿が浮かんだ。少年時代は愛知・豊山町の同じバッティングセンターに通い、中京(現中京大中京)高3年夏の県決勝では当時2年のイチロー氏擁する愛工大名電に1点差で敗れた。09年WBCではチームメートとして2大会連続世界一を達成。当時、定位置は同じ右翼。1つ年下のレジェンドが持つ日の丸への思いを間近で感じ、「イチくんはジャパンに対して本当に熱いものを持っている」と尊敬の念を抱いた。  「野球界にとって一番大事な大会」と位置づける東京五輪まで7か月。「何かを話してもらうというより、(イチロー氏を直接)知らない選手が多いし、感じてもらいたい」。タイミングさえ合えば、今の侍メンバーにイチロー氏のレジェンドたるゆえんを実感してほしいと願う。  「連絡を入れると必ず返事をくれる。絵文字入りでね(笑い)。本当に律義」とホットラインは健在。侍ジャパンの集合日は来年7月22日で、マ軍に籍を置くイチロー氏の来訪は微妙だが、稲葉監督が同氏の思いやメッセージを伝えるなどの方法は考えられる。現役時代に出場した06年、09年WBCはともに優勝。代表の重みを知るイチロー氏との“共闘”がかなえば、金メダルへ最高の活力になりそうだ。  ◆日本代表のイチロー ▽第1回WBC(06年=優勝) 「王監督に恥をかかすわけにはいかない」と打率3割6分4厘、1本塁打、5打点、4盗塁で初代王者に導いた。2次リーグ(L)米国戦で先頭打者本塁打、準決勝では1次L、2次Lで敗れていた韓国に雪辱。決勝のキューバ戦でも2安打を放ち、尻上がりに調子を上げた。 ▽第2回WBC(09年=優勝) 大会前から不調に苦しんだが、全試合で1番起用した原監督の期待に応え、韓国との決勝で4安打と爆発。延長10回に林昌勇から中前へ決勝の2点打を放ち、2大会連続世界一を果たした。打率2割7分3厘、0本塁打、5打点。

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(2019/12/25)