イチロー氏「どこでも教えられる」いざ!全国各地へ(日刊スポーツ)

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マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(46)が大会会長を務める「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の最後の閉会式が22日、愛知県豊山町の豊山町社会教育センターで行われた。現役引退を機に96年から継続してきた同大会に終止符を打ったが、少年から将来の指導要望を受けた同氏は「お願いしますと言われればどこでも教えられる」と、全国津々浦々での指導に意欲を見せた。 最後の「イチロー杯」で、心躍る“未来”が約束された。優勝チームの小学生から「指導者研修を受けたということですが、どうやったらイチローさんの指導を受けられますか」と問われた時だった。「みなさんは小学生なんで、今、ここでも指導できる」と答えたイチロー氏は、続けて「特定の学校に常勤しないということであれば、どこでも教えられる。あの時質問したボクです、と来てくれればあると思います」と回答した。 今月、学生野球資格回復の研修会に参加。結果は来年2月に確定するが、学生野球指導が可能になれば「伝道師イチロー」として全国各地に出向くことも辞さない姿勢を示した。「ひょっとしたらみんなと違う場所で会うことができるかもしれない。みんなにこれから野球を続けてほしいと思っています」と大会会長としての最後のあいさつで語りかけた。指導を通じて伝えたいことがある。「これからは自分で自分を教育し、鍛えて欲しい。(情報を)知識として持つのではなく、体験して感じて欲しい」。今の時代に応じたラストメッセージは、少年少女との絆が新たな時代に突入していくことへの示唆も含まれた。「今まであった当たり前のことは決して当たり前じゃない。価値観が変わるような出来事をみんなに体験してほしいですね」と、1人1人が挑戦者であれと呼びかけた。 24年にわたり故郷で開催してきた名物大会は、今回で最後となった。「現役としてみんなにシーズンに感じたことをメッセージとして話してきたけど、それができなくなったということでこの決断に至りました」と説明したイチロー氏。次代につながる言葉を伝え「イチロー杯」に幕を引いた。 ◆イチロー杯争奪学童軟式野球大会 イチロー氏が大会会長を務め、小学校4~6年生を対象にした野球大会。96年から始めたもので、実家に近い愛知・豊山町の豊山グラウンドなどで5月から11月にかけて開催。優勝、準優勝、3位の3チームは、イチロー氏本

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(2019/12/23)