イチロー氏「体験して感じてほしい」スピーチ全文(日刊スポーツ)
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マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(46)が22日、故郷の愛知県豊山町で「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に出席した。大会は同氏がオリックス在籍中の96年に約90チームで始まり、第24回となる今回は180チームが参加。現役引退を機に今年が最後の大会となった。
イチロー氏による子どもたちに向けた「最後のスピーチ」は以下の通り。
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みなさん、こんにちは。イチローです。毎年ここで、その年に、そのシーズンで感じたことをみんなの前でお伝えをしてきんですけども、今回のこれは最後のイチロー杯でのみんなへのメッセージとなります。長い間、支えていただいた皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。そして最後のこの大会で、ここにいる3チームのみんな、おめでとう。
えーとね。僕はこの春、現役を引退しました。そのときにイチロー杯のことが真っ先に頭に浮かんで、これからどうしようか考えました。これまで現役としてみんなにシーズンに感じたことをメッセージとして話してきたけど、それができなくなったということで、この決断に至りました。今年は今年のシーズンというよりも、日本で9年間、アメリカで19年間、プロ野球選手として過ごしてきて、何かみんなに最後に伝えられないかというふうに考えて、いまここに来ました。
2点あります。まず、みんなが野球を続けていくかどうか、いくつまで野球をやりきれるか分からないけど、僕は先日、学生野球資格回復という研修を受けてきまして、いろいろ勉強会があったのだけれども、この合否については2月に明らかになります。まだ研修を受けたというだけで、結果は分からない。もしそれが可能になるのでなれば、ひょっとしたらみんなと別の場所で、みんなとこの大会に参加してくれたみんなとひょっとしたら違う場所で会うことができるかもしれない。なるべく、みんなにこれから野球を続けてほしいと思っています。
そのときに(みんなは)いま学校の先生からいっぱい教えてもらっていると思うけども、教える側の立場の人間、先生というのがなかなか難しいらしいようです。先生よりも生徒の方が力関係で強くなるというか、いろいろな状況があると聞いて、このことに僕は今、心配しているというか、どうやって教育していくのかということを考えることがあります。
でも時代