【広島】安部、200万円増更改 来季は「3割、60打点、得点圏3割2分」(スポーツ報知)
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広島の安部友裕内野手(30)が10日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万円増の4300万円でサインした。「ダウンされるかなとも考えていた」と安堵(あんど)の表情を見せた。
今季は114試合(先発は72試合)に出場し、キャリアハイの8本塁打をマークした。しかし規定打席に到達した2017年の打率3割1分、49打点、得点圏打率3割3分6厘には及ばず、打率2割5分4厘、28打点、得点圏打率2割に終わっている。「打率は3割。得点圏打率もやっぱり3割2分以上。打点は最低60ほしい」と来季の巻き返しを誓った。
それでも3月29日の巨人との開幕戦(マツダ)で菅野から先制弾を放ったり、7月23日の中日戦(同)で延長10回にサヨナラ本塁打を放つなど、際立つ勝負強さが増額につながった。鈴木球団本部長から「三塁は新井がFAしてから(2008年以降)ずっと空いているぞ」とゲキを飛ばされた背番号6。「もちろん出られればどこでもいいですが、勝負したい場所は三塁という気持ちです。(メジャー移籍が実現したら)菊池の二塁も空きますが、三塁で出られたらいい」と、ホットコーナーで輝きを取り戻す。(金額は推定)