【MLB】イチロー氏を支えたバット職人 天才打者との秘話と「軟式用バット」の夢(Full-Count)

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「いろんなことを学ばせていただいた選手だなと思いますね。今年4月の頭にミズノ東京本社にイチローさんが来ていただくことがあったので、私とグラブ担当の岸本(耕作)がお邪魔させていただいて、ご挨拶をさせていただきました。イチローさんからは『長い間サポートしていただいて、ありがとうございます』というお言葉をいただいたんですけど、私の方が『ありがとうございます』と言いたいぐらいです」  イチロー氏は12月に草野球デビュー。智弁和歌山の教職員チーム「和歌山智辯」と自身の友人たちで組んだ草野球チームで組んだ「KOBE CHIBEN」で対戦し、9回16奪三振6安打で完封勝利。バットでも木製バットを使って3安打を放った。その一戦を名和さんは「球のスピードとか違いますからね。タイミングのとり方も違うんだろうなと思いながら」と現役時代と変わらずにチェックしていたという。今では密かに温めている夢があるという。 「軟式用バットを作りたいなと思いますね。もし、ご要望があれば。実は『軟式野球をやりたいな』というのは4月の段階でちょっと聞いたことがあったんです。その時に『(ミズノ製品では)ビヨンドマックスという金属バットがありますよ』と話をしたんですけど、『僕が金属バットを使うのはおかしいでしょ? やっぱり木じゃないと』と言っていた記憶があります。ただ、イチローさんから『軟式用を作ってください』という依頼があれば、『軟式用を作ってみたい』という希望はあります」  日米通算4367安打を記録したイチロー氏を支えたバット職人の情熱は今も衰えない。 ■名和 民夫(なわ・たみお)1967年2月28日、52歳。岐阜・大垣市出身。1985年3月13日に「ミズノテクニクス」に入社し、ゴルフクラブ製造5年、物流業務2年を経て、バット製造課へ移動。現在はプロ担当。仕事内容は材料の選別とプロバット削り。今季はイチローをはじめ、巨人・阿部慎之助、広島・長野久義らのバットを手掛けた。これまでに2000本安打達成した選手では荒木雅博、福留孝介、新井貴浩を担当。

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(2019/12/08)