安部トシ子さんの花嫁相談室「ウエディングドレスが選べない!」(25ansウエディング)

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 最近はウエディングスタイルも多彩になりました。例えば「砂浜をドレスで走りたい」という希望があるなら、あえてミスマッチなスニーカーを合わせるのが可愛いこともあります。ドレスを選ぶ前にまず考えるべきなのは「自分たちはどんなウエディングをしたいのか」ということです。カテドラルのような荘厳な場所で挙式するなら、スニーカーは履きませんよね。ブーケにこだわりがあって「どうしても胡蝶蘭を持ちたい!」というのなら、野の花が似合うドレスは最初から候補外になります。このように何にこだわりがあるのか、全体のイメージはどんな感じなのかを整理していくと、着たいドレスが見えてきます。   今はみなさん、インスタやピンタレストをたくさんチェックします。そこから自分の好きなドレスを何着も見つけ出し、「同じようなものを一度は着てみたい!」という気持ちから迷子になる人は多いようです。私は、試着したいドレスがたくさんある人には現実的に「このドレスだと予算が20万円も上がってしまうけれど、大丈夫?」と確認することがあります。婚礼衣装は和も洋も、上を見たらキリがありません。ドレス選びを始める前に、ある程度の予算を決めておくことも大切です。 そして、お母さまと意見が揃わないということですが、以前、まったく同じ悩みを抱えた花嫁さんがいました。自分が気に入るとお母さんが気に入らない。お母さんが気に入ると、今度はお姉さんが気に入らない。それぞれの写真を見せてもらうと、どれも似合っているんです。そこでお母さんに何が気に入らなかったのかを聞くと、ちょっと可愛らしすぎると言います。また、お姉さんはリボンが好きではないと言うので、そういう甘いテイストを削ぎ落とし、だけどイメージ的には花嫁の希望に添うドレスの要望を取りまとめ、再度担当者に相談して探してもらったところ、今度は満場一致で決まりました。周りの人と自分の意見が分かれるときは、そのドレスのどこが好きなのか、何が気に入らないのかを具体的に挙げ、整理していくと決まりやすくなります。   最後に、似合うか似合わないかの判断ですが、試着に立ち会っていつも思うのは、どの花嫁さんも、いちばん気に入ったドレスを着てフィッティングルームから出てきたときの顔つきが違うということです。本人も気づかないうちに「これが好き!」という嬉しさは表情に出ます。だったら、迷うことはないと思いませ

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(2019/12/07)