阪神ボア、イチロー氏のユーモアに感慨/こんな人(日刊スポーツ)

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<こんな人> 阪神が新外国人として契約合意したジャスティン・ボア内野手(31=エンゼルスFA)はどんな選手なのか。メジャー担当の斎藤庸裕記者が素顔を明かします。最終回となる3回目は元同僚イチロー氏との関係です。【写真】16年8月7日、通算3000安打を達成し歓声に応えるイチロー   ◇   ◇   ◇ ボアにとってイチロー氏(46=マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)はお手本だった。15年から17年までマーリンズでともに戦った。今年3月21日、現役引退した同氏について「素晴らしいキャリアを持っていて、また素晴らしい人」と懐かしんだ。14年にメジャーデビュー。翌年から練習の仕方やプレーを間近で目に焼き付けた。 「メジャーに上がって間もない時は、見て学んでいくもの。彼は僕にとって師のような存在だった。毎日、試合に向けてどう準備を行うか、どんなストレッチをしているか、フィールドに出てから引きあげるまで、彼はプロフェッショナルだった。そういうことを見られて、すごく良かった」 3年間、貴重な経験となった。中でも特に印象に残っていることがある。 「3000本を放った後のスピーチで、僕について触れてくれたんだ。ベースを回る時にどれだけゆっくり感じていたかについて、彼はこう言っていた。『ジャスティン・ボアみたいな感じだった』ってね」 16年8月7日のロッキーズ戦、イチロー氏は7回の第4打席で三塁打を放ち、メジャー通算3000安打を達成。正確なコメントは「3打席目までは自分の体がジャスティン・ボアみたいな重さだったので、もうほんと、軽くなりました、体が」だった。いずれにしても、大記録達成時の公式会見でからかわれたことが、ボアはうれしかったようだ。「そういうユーモアもあって、彼とのいい思い出は本当にたくさんある」。 17年のシーズンオフには来日し、神戸でともに自主トレを行った。「日本という素晴らしい場所に行ってみたかった。フィールドで一緒に打撃練習ができたし、彼の仲間を知ることもできた。素晴らしい時間だった」。2年の時を経て、今度は阪神のボアとして戻ってくる。【MLB担当=斎藤庸裕】

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(2019/12/01)