イチロー氏、草野球デビューは手加減なし“ガチ投球”6安打16K完封 打っても猛打賞(Full-Count)

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 MLBのマリナーズなどで活躍し、3月に現役を引退したイチロー氏が1日、ついに“草野球デビュー”を果たした。この日、智弁和歌山高校の教職員チーム「和歌山智弁」と、オリックス時代の本拠地で自主トレでも使用していたほっともっとフィールド神戸で対戦。イチロー氏は「神戸智弁」の背番号「1」を背負い「9番・投手」でスタメン出場。投げては9回を131球6安打16奪三振、球の熱投で完封勝利、打っては4打数3安打1打点。試合は14-0で神戸智弁が勝利した。【動画】「この図はなんとも魅惑的だ」…イチロー通算3089安打のコース分布図が米で話題に 3月に日本で現役生活に幕を下ろしたイチロー氏。その後の引退会見で語った草野球への思いがこの日実現した。「KOBE CHIBEN」のユニホームを見に纏い、これまで自主トレをサポートしてきた友人とともにグラウンドに立った。  先発マウンドに上がったイチロー氏は初回、三振、投ゴロ、三振に仕留めて3者凡退。2回も無安打、2つの三振を奪い、2回無安打無失点4奪三振に封じると、その後も直球、変化球を交え手加減なしの“ガチ投球”で智弁打線を圧倒。  9点リードの6回には2本の安打を浴び1死二、三塁のピンチを背負ったが10番打者を3球三振、続く1番打者を投ゴロに抑える力投を見せた。イチロー氏は最後までマウンドに立ち続け9回131球6安打16奪三振無失点。  打撃では2回の攻撃で初めての打席が。1点をリードし2死一、三塁で打席に立つと、捕逸で2点目が入り、2死二塁となったが四球、4回の第2打席は一塁強襲安打で快足を生かして三塁打。5回無死二、三塁の第3打席は捕ゴロで打点を挙げた。7回無死一塁で迎えた第4打席は二塁内野安打を放った、8回2死走者なしで迎えた第5打席は右前打を放ち猛打賞をマークした。

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(2019/12/01)