教え子の筒香へ 今の「間」ではメジャーでは通用しない(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【松坂、涌井、筒香を育てた 鬼の秘伝書】  ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す、教え子の筒香嘉智(27=DeNA)。報道によれば、ブルージェイズ、ホワイトソックス、レンジャーズ、マリナーズ、マーリンズなどが興味を示しているとされる。  筒香は打つポイントが近いため、変化球やメジャー特有の動く球には対応しやすい。メジャーで活躍するために、ひとつ心配な点を挙げておく。タイミングの取り方が遅いことである。  高校時代からずっと指摘しているが、始動が遅く、バックスイングが忙しい。「ゆとり」というか「間」がないのだ。今のタイミングの取り方では、日本よりワンランクは速いメジャー投手の速球に苦労するだろう。バックスイングの際、バットを背中側に引く癖があるが、これを捕手寄りに真っすぐ引くといい。大事なのは早くトップをつくることなのだ。  守備がうまいイメージはないかもしれないが、外野、一塁、三塁も守れる。実はハンドリングが柔らかく送球のコントロールもいい。内外野が守れるのはプラスになる。  先日、筒香と電話で話をした。来年は地元開催の東京五輪がある。メジャーリーガーになれば、事実上、五輪への道は断たれる。プロ野球選手として難しい選択ではある。それでも本人は「1年でも早くメジャーに挑戦したい」と言った。今季の年俸は4億円だが、多少安くなっても海を渡ると思う。幼い子供がいるが、最初は単身で渡米し、すぐに家族を呼ぶ予定だという。 ■指導者人生で出会った最も律儀な父親  私は筒香に特別な思いがある。筒香のお父さんの存在である。筒香が横浜高校を卒業してもう10年になるが、今でも私の自宅には、桃やラ・フランスやポンカンといった果物などが年に5回も6回も送られてくる。これまで「もうやめてください」と何度も頼んだのだが、「お世話になったから」と全く聞き入れてくれない。  筒香が高校に在籍していた時も、定期的に寮に果物、野菜、米などを、甲子園に出場すれば、シュークリームのような甘い物や果物などを、10万円分はあるんじゃないかというほど大量に差し入れてくれて、選手たちに大好評だった。お父さんは農家ではなく、かつてはガソリンスタンドを経営していた。農業を営む親戚がいるそうだが、大部分は買って送ってくれているのを私は知っている。  現在の臨時コーチも合わせ、50年近い指導者人

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(2019/11/24)