工藤監督に正力賞 2年連続はイチロー以来 通算4度で王会長に並ぶ(西日本スポーツ)
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福岡ソフトバンクを3年連続日本一に導いた工藤公康監督(56)が13日、2019年のプロ野球の発展に最も貢献した監督や選手らに贈られる「正力松太郎賞」に選出された。西武での現役時代に初受賞した1987年、監督就任1年目の2015年、昨年に続き自身4度目。2年連続の受賞は1994、95年のイチロー(当時オリックス)以来2人目の快挙となった。史上初の2年連続「下克上」を果たしての受賞で、受賞回数も史上最多の王貞治球団会長(79)に並び、選手やスタッフに感謝した。【表】正力賞受賞者 常勝軍団を3年連続日本一に導き、工藤監督が史上最多タイの4度目の勲章を手にした。レギュラーシーズンは2年連続で優勝を逃したが、「神采配」が続いたポストシーズンは10連勝フィニッシュ。楽天、西武、セ界王者の巨人を撃破した采配は鮮やかだった。
西武での現役時代に1度、そしてソフトバンクの監督として3度目の受賞となった指揮官は、宮崎市内のホテルで記者会見に臨んだ。「私だけの力ではなく、みんなの力があってこその受賞だと思います」と選手、コーチ、スタッフらへの感謝の思いを示した。
西武とのデッドヒートに敗れた悔しさを大きな力に変えた。楽天とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)は第1戦を落とした。あと1敗で西武への挑戦権すら得られずに終戦となる土壇場に追い込まれたが、ここから驚異的な強さを見せた。
ファーストSは第2戦から2試合連続で松田宣にスタメン落ちを通達した。故障者が続出した今季、レギュラーシーズンで唯一全試合出場したベテランを外す「劇薬」も効いてファーストSを突破。続く西武とのファイナルSからは破竹の快進撃が続いた。
ファイナルS初戦でも8回にファーストS突破に貢献した内川の代打に長谷川勇を送り、同点、逆転につなげた。「勝つために何が最善かだけを考えた」。時に情を排した「神采配」はさえ、西武をスイープ。巨人との頂上決戦も無傷の4連勝で頂点に立った。
その手腕が評価され、受賞回数で王球団会長に並んだ。「まだまだ足りないところがある人間ですので、成長していかないといけない。目標としている王会長に少しでも近づけるよう、ホークスをさらに高みに上げられるよう、精進していかないといけない」。2年連続受賞もイチロー以来、2人目の快挙となった。
今月1日からの宮崎秋季