安部トシ子さんの花嫁相談室「妊娠がきっかけで結婚することに不安」(25ansウエディング)

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 マタニティ・ウエディングは、本当に多くなりました。なぜ増えているのか、考えたことはありますか?  今は男女平等、総合職などはお給料も一緒、女性の役職の方が男性より上ということだって珍しくありません。昭和の流行語に「黙って俺についてこい」というのがありましたが、今はそんな時代ではないですよね。そうなると男性は結婚に対し、妙に責任を感じてしまうんです。  これは実際にあった話ですが、彼女の母親がなにげなく言った「娘を幸せにしてやってくださいね」というひとことをプレッシャーに感じ、「そこまでの約束はできないかもしれない。本当に結婚していいんだろうか」とマリッジブルーになった男性がいるくらい。それほど繊細な男性もいるんです。  幸せは、してあげたり、してもらったりするものではありません。ふたりでなるもの、ふたりでつくっていくものです。そこを理解しないと男性は責任を感じすぎて、なかなかプロポーズができなくなってしまいます。「自分たちがどうすれば幸せに暮らしていけるのか」というのはふたりで考えなければならないのに、男性だけが心のなかで「男はこうあるべきだ」と思い込んでしまっている。だから自分からは結婚しようと言い出せない。でも彼女のことは愛しているからステディな関係になっている。ステディな関係であれば子どもができることもある。ここでやっとその事実が決意のひとつとなって「だったら式を挙げよう」と彼女に言えるわけです。   子どもができたから仕方がなく結婚するのではなく、きっかけなのだということをわかってあげましょう。猜疑心をもったり、問いつめたりするのは逆効果です。彼とステディな関係になったのは、あなたの意志ですよね。「この子がお祝いしてくれて、ふたりの背中をポンと押してくれた」と良い方向に考えれば、出産だって楽しみに待てるでしょう。なのにここで悩んでしまったら今後のことも全部マイナス志向になって、何よりも生まれてくる子どもが可哀想です。シャイな男性って、結婚できる嬉しさやパパになる喜びも、上手に表現できないもの。マイナスにとらえずに、「この子の誕生を笑顔で待ってあげなくちゃいけないのは誰?」と考えてみてください。すべてを「こうしたら楽しいね、だから私たちは幸せね」と、ハッピーな方向に向かって進んでいけるように、考え方をチェンジしましょう。

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(2019/11/03)