“旭実のイチロー”1年・田中、7回0封で全道導いた「うれしいです」(スポーツ報知)
【リンク先抜粋】
◆秋季高校野球 北海道大会旭川予選 ▽Aブロック代表決定戦 旭川実9―0旭川永嶺=7回コールド=(22日・旭川スタルヒン)
5地区で代表決定戦8試合が行われ、秋季全道大会(10月6日開幕、札幌円山ほか)出場の20チームが出そろった。旭川では旭川実が旭川永嶺に9―0で7回コールド勝ち。1年生右腕・田中楓基が7回7奪三振、被安打2で高校公式戦初の0封。元大リーグ・マリナーズのイチローさん(45)の若かりし頃にそっくりの背番号1が、2年ぶり16度目の秋全道進出を呼び込んだ。今夏甲子園出場の旭川大高は旭川明成に5―4で勝利した。
7回裏2死。最後の打者を遊ゴロに打ち取ると、旭川実の田中は表情を変えず静かに整列に加わった。「顔には出さないけど、うれしいです。直球が良くない中で要所を抑えられた」。背番号1の1年生右腕が7回コールドながらも相手を2安打に抑え、シャットアウト勝ちで3季ぶり全道へ導いた。
本家顔負けのクールさで淡々とアウトを重ねた。仲間から「イチローに似てる」と言われるポーカーフェースが売り。直球は自己最速142キロに及ばない139キロ止まりも、決め球のスライダーなどを織り交ぜ相手を翻弄した。二塁を踏ませたのも、4回に味方外野手の落球で4番・釜土に許した二塁打1本のみ。1回戦(対旭川西、13〇12)は「際どい所を狙いすぎてボールが多かった」と8回11失点だったが、5回まで投げた2回戦(対旭川東、9〇0)から12回連続無失点。「(イチローさんに)似てますよね」と笑う坂口新監督(35)も「後半は少し落ちたけど今後が楽しみな子。小さくまとまらずやってくれたら」と期待する。
旭川明星中で軟式で最速137キロを投げた逸材。様々な誘いはあったが、秋全道準V(17年)を映像で見て「強い所を倒し(春夏5度甲子園の)名門を復活させたい」と旭川実に進学した。夏1番の右腕・笠間稜世(2年)の右肘故障もあり、託されたエースナンバー。「偉大な先輩方もつけた1番は重みを感じる」と自覚が芽生えている。この日唯一の笑顔は、7回1死三塁から8点目の右前適時打を放った時。「打撃は好き」と愛工大名電時代のイチローさん同様、投打で仲間を救うつもりだ。
チームは地区4試合41得点と投打がかみ合った。「センバツまで行けば笠間さんも戻ってこられる。それまで負けられない」と言い切る田中が引っ