「塀の中の懲りない面々」を出版/安部譲二さん略歴(日刊スポーツ)

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作家安部譲二さんが2日に急性肺炎で亡くなっていたことが8日、分かった。82歳。東京都出身。安部さんの個人事務所がこの日、オフィシャルホームページで発表した。 【写真】安部譲二さん(2013年撮影)◆安部譲二(あべ・じょうじ) 本名・安部直也。1937年(昭12)5月17日、東京都品川区生まれ。麻布中から慶応高に進んだが、中学のころからグレ始め、高校を7校かわり保善高夜間部を22歳で卒業。16歳で暴力団の組員となる。執行猶予中の23歳に日本航空の入社試験に合格し、国際線のパーサーになる。飛行機を降りると「JAL」から暴力団のバッジに着けかえる生活を4年間送る。極道時代のニックネームは「ミミズの直ちゃん」。「バラバラにしても生き返る」ほどの不死身だったから。職歴もレストラン経営、キックボクシングの解説者、ボクサーなど多種にわたる。府中刑務所に8年服役し、79年に出所。44歳で極道から足を洗い、86年に刑務所生活での経験や人々の生態をユーモアを交えて書いた「塀の中の懲りない面々」が発売1カ月で25万部、「塀の中のプレイ・ボール」も50万部を記録した。45歳9カ月で世界ヘビー級王者に返り咲いた熟年ボクサーのジョージ・フォアマン(米国)の自伝翻訳「敗れざる者」を出版した。

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(2019/09/08)