安部讓二さん死去 「塀の中の懲りない面々」(産経新聞)

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 「塀の中の懲りない面々」などで知られる作家、安部讓二(あべ・じょうじ、本名・安部直也=あべ・なおや)さんが2日、急性肺炎で死去した。82歳だった。事務所が8日、ホームページで公表した。葬儀・告別式は親族のみで行った。喪主は妻の美智子さん。  東京生まれ。麻布中学、慶応高校などで学び、日本航空のパーサー、競馬予想屋、キックボクシング解説者などさまざまな職業を経験。中学時代から安藤組、その後小金井一家の組員となり、服役した府中刑務所の獄中生活などを小説にした「塀の中の懲りない面々」で一躍、ベストセラー作家になった。  事務所のホームページでは「生前は多くの方々に安部譲二とその作品を愛していただき、心より感謝申し上げます。自宅でもサポートして下さる在宅医療の方々を常に笑わせ、明るく前向きな安部譲二ワールドを展開しておりました」と記している。

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(2019/09/08)