U-22日本代表、メキシコと3か月ぶりの再戦は0-0。上田綺世、安部裕葵らが先発も、崩しのアイデア足りず無得点(SOCCER DIGEST Web)

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 北中米遠征に臨んでいるU-22日本代表は9月6日、メキシコのセラヤ市内にあるミゲル・アレマン・バルデス・スタジアムでU-22メキシコ代表と対戦。攻め込まれる時間が長くなる難しいゲームとなったが、最後まで守備陣が耐え凌ぎスコアレスドローとなった。    メキシコと対戦した日本は、これまで慣れ親しんだ3-4-2-1の布陣を採用。GKに大迫敬介が入り、3バックは右から岩田智輝、立田悠悟、町田浩樹、中盤は右から長沼洋一、田中碧、齊藤未月、杉岡大暉を並べた。また2枚のシャドーには渡辺皓太と安部裕葵を起用し、最前線には上田綺世が入った。    前日の大雨によりピッチ状況の悪い中で迎えた試合は、立ち上がりから多くのホームサポーターが集まったメキシコにペースを握られる展開となる。前線から圧力をかけられると中盤でボールを奪われる場面が散見し、サイドからの組み立てや背後への一本のパスからピンチを招くシーンが増加。14分にはGK大迫のミスパスから決定機を作られたが、相手のキックミスに助けられてなんとか失点を逃れた。    とはいえ、時間を追うごとに徐々に日本もペースを取り戻していく。中盤に入った田中が緩急をつけながらボールを縦につければ、シャドーに入った安部や渡辺が積極的に仕掛けてチャンスメイク。もう一歩、シュートまでつなげることはできなかったが、ゴールに迫る場面を作っていった。    後半に入ると、よりペースを上げたメキシコに自陣に釘付けにされる時間が増えてしまうが、シュート場面では立田や町田を中心とした守備陣が身体を張ったディフェンスを披露。また最後までシュートコースをしっかりと切ることでゴールを許さなかった。逆に攻撃面では奪ったボールを素早く前につなげ、カウンターからチャンスを創出。途中出場の遠藤渓太や橋岡大樹が積極的にシュートを狙う姿勢を見せることでゴールに近づいた。      しかし、日本はボールをうまく動かしてフリーの状態の選手を作り出すことには成功したが、バイタルエリアでの崩しのアイデアが乏しく、サイドからのクロス精度も欠き、本当の意味での“決定機”を迎えることができず。アディショナルタイムにカウンターからチャンスが訪れたが、遠藤のシュートはGKのファインセーブに抑えられ、最後までゴールネットを揺らすことができなかった。    結果、試合はスコアレスドローで決着。6月に

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(2019/09/07)