2006年オフ、イチローが王監督にどうしても訊いておきたかったこと。(Number Web)
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2000年の渡米前から、2019年春の引退直後のロングインタビューまで。
この20年で180回以上渡米し、100時間以上、イチローとの1対1のインタビューに臨んできたスポーツライター・石田雄太さんの集大成といえる一冊『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡 2000-2019』が現在発売中だ。収録された38編の珠玉のインタビューから、今回は2007年、開幕前に行われたロング・インタビューをお届けする。
メジャーシーズン最多安打記録更新、WBC優勝。歴史を作った男の言葉には、今を生きる私たちに、数多くの示唆と勇気を与えてくれる――。
【秘蔵写真】イチローが投手!? ヤンチャそうな中田翔&森友哉、ヘンテコな帽子をかぶる井口、カッコいい清原や松坂らの貴重な高校時代。 イチローが有罪になった。
といっても1年ちょっと前、古畑任三郎に逮捕された殺人罪の容疑ではない。イチローの容疑は、『似合わない服を着続けた罪』。判決が下されたのは2006年の5月、裁いたのはマリナーズの選手たちだった。
「だったら、アイツらの着ているおかしな服はあれでいいのかよ、と言いたくなりますね。どんなに正しいことでも、そう主張しているのが一人だけだと間違っていることにされてしまうって、おかしな話です」
そもそもは冗談半分のカンガルー・コートでの話なのに、イチローは不機嫌そうにこぼしていた。カンガルー・コートとは私設裁判のことで、メジャーのチームのクラブハウスではけっこう頻繁に行われている。選手の“罪”を投票で募集し、その罪を裁判にかけて有罪か無罪かの判決を下し、罰金を徴収する。『似合わない服を着続けた罪』で有罪となったイチローは、100ドルの罰金を支払い、こんな捨て台詞を残した。
「たとえ1対99でも、どちらが正しいかは、明らかなんです」