安部トシ子さんの花嫁相談室「両家のゲスト人数が極端に違う」(25ansウエディング)

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 これはまったく心配はありません。いったん披露宴会場に入ってしまえば、どなたが新郎側のゲストなのかということはわかりませんので、受付は両家を別々にせず、あいうえお順、またはABC順などにして、まとめて対応するのもひとつの方法です。両家のご祝儀を分けたい場合は新郎側のゲストに小さくマークをつけておき、あとで新郎側の分をまとめるようにしましょう。    披露宴のお席も線引きはせず、両家のゲストを混ぜ合わせてはいかがでしょうか。立場や年齢などを考慮し、友人になれそうだと思われるゲストを一緒のテーブルにすると、そこから新しい交流も生まれます。席次表に肩書きを入れず、お名前だけがわかるようにすることもあります。   挙式についても心配はありません。キリスト教式の場合、親族までは新郎側、新婦側に分け、ご友人は「こちらの方が近くで式を観ることができます」と、多い方のゲストを少ないほうに誘導して調節することも可能です。そういう方法をとるかどうか、会場スタッフに相談してみましょう。人数に差が出ても新婦のゲストは新婦側、新郎のゲストは新郎側に座っていただきたいというのであれば、工夫して人数の差を目立たなくする着席方法もあります。   また、少ない方のゲストに肩身の狭い思いをさせたくないとのことですが、今は昔に比べると、両家のバランスを気にする必要はなくなりました。それというのも両親ともにひとりっ子という家庭も増え、叔父や叔母、いとこもいないため、何かしらの事情がなくてもゲストが少ないケースが多くなったからです。それでも気になるなら彼がフリーランスでどんな仕事をしているのかを、親族に理解していただくようにしましょう。司会者にひとこと言葉を添えてもらってもよいのですが、彼の仕事の自慢をしているように聞こえてしまいそうなら、親族紹介のときなどに新郎新婦で仕事の内容が違うことを、あなたから伝えるのもよいと思います。

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(2019/08/17)