エルサレム聖地でイスラエル治安部隊とパレスチナ人ら衝突、祝日重なり緊張高まる(AFPBB News)

【リンク先抜粋】
【8月12日 AFP】中東エルサレムの旧市街にあるユダヤ教とイスラム教、双方の聖地で11日、イスラエルの治安部隊と礼拝に訪れていたパレスチナ人やイスラム教徒らが衝突し、赤新月社(Red Crescent)によるとパレスチナ人61人が負傷、うち15人が病院に搬送された。イスラエルの警察当局は、警官4人が負傷したと発表している。  AFP特派員によると、ユダヤ教徒が「神殿の丘(Temple Mount)」と呼ぶ聖地にあるイスラム教の礼拝所「アルアクサ・モスク(Al-Aqsa Mosque)」の敷地内でパレスチナ人の抗議デモが激化し、イスラエル警察が音響弾を発射した。  警察は、パレスチナ人らが石などを治安部隊に対して投げ付け、警官4人が負傷したため、暴徒を解散させる手段を取ったと説明。7人を逮捕したとしている。  11日はちょうどイスラム教とユダヤ教の祝日が重なり、聖地には双方の信者が大勢訪れて緊張が高まっていた。  緊張緩和のため警察は当初、11日のユダヤ教徒による聖地訪問を禁止していた。しかし、イスラム教徒らがユダヤ教徒の立ち入りが許可される事態を懸念して抗議を開始。その後、警察との衝突に発展した。  イスラエル軍によると、この日はパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)とイスラエルの境界付近でも、パレスチナ人がイスラエル兵を銃撃し、反撃を受けて死亡する事件が起きた。ガザ境界ではこの数日間に同様の事件が相次いでおり、今回で3件目。(c)AFPBB News

続きはこちら

(2019/08/12)