【2019年夏・J移籍動向一覧】久保建英が抜けたFC東京は計4名が退団、鹿島は安部裕葵のほか2名が欧州へ… 積極補強を見せるのは?(SOCCER DIGEST Web)
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Jリーグは夏の移籍ウインドー(第2登録期間)が7月19日にオープンとなり、週末の同20日の試合から新加入選手がピッチ上に姿を現わすことになる。【PHOTO】久保建英、中島翔哉、冨安健洋のほかにも続々! 2019年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち 今夏のJリーグにおける移籍動向で見逃せないのは、やはり若手ふたりのメガクラブ移籍だろう。久保建英がFC東京からレアル・マドリーへ、そして安部裕葵が鹿島からバルセロナへ完全移籍。ともにBチームからのスタートとされているが、久保はトップチームのトレーニングに帯同し、首脳陣に向けて好アピールを継続中だ。プレシーズンマッチでの内容次第では早期のトップチーム入りもあり得るか。
鹿島では、その他にも安西幸輝がポルティモネンセへ、鈴木優磨がシント=トロイデンへと旅立ち、主力の海外挑戦が相次いだ。
また20歳前後の若手以外でも、仙台のシュミット・ダニエルがシント=トロイデンへ、FC東京のチャン・ヒョンスがアル・ヒラルへ、G大阪のファン・ウィジョがボルドーへ移籍するなど、日韓の代表クラスが海外に挑戦。その一方で、アウクスブルクから宇佐美貴史が、インゴルシュタットから関根貴大が元所属クラブへ出戻るなど、欧州からの帰国組にも注目が集まる。
一方国内では中村俊輔が磐田から横浜FCへ、今野泰幸がG大阪から磐田へ、元日本代表の大物たちが、この夏の移籍市場で動いたのは興味深い。また各チームに目を向けると、G大阪は今夏だけで6選手が退団し、今後の動向が注目されるところ。同じく鳥栖も8月23日の神戸戦を最後に現役引退を表明しているフェルナンド・トーレスをはじめ、5名がチームを離れる一方で、実質的な加入は柏から獲得したパク・ジョンスのみで(※ほかに松岡大起がユースからトップ昇格)、今後なんらかの動きがあるかもしれない。逆に積極的な補強を見せているのは湘南で、元仙台のクリスランなど4名を獲得している。
シーズンは折り返したばかりで、上位も下位も混戦が続いているなか、シーズン中となるこの夏の移籍は最終順位にどう影響していくのか?
第2登録期間は8月16日までとなっているため(※例外が認められる追加登録期限は9月13日まで)、今後も大きな動きが出てくる可能性もあるが、ここでは現時点での移籍動向を一挙に紹介していく。