鹿島MF安部裕葵、バルサ完全移籍クラブ間合意「バルセロナで新たな挑戦をしたい」(ゲキサカ)
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鹿島アントラーズは12日、MF安部裕葵のバルセロナへの完全移籍がクラブ間合意に達したことを発表した。今後は現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定だ。
安部は瀬戸内高から2017年に鹿島に入団。18年は主力に成長し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞に輝くと、ACL制覇にも貢献した。プロ3年目の今季は10番を付けたが、6日に行われたJ1第18節の磐田戦がラストマッチとなった。6月のコパ・アメリカでA代表デビューも果たしている。
クラブを、安部は以下のコメントを発表した。
「高校卒業から2年半という月日を鹿島アントラーズで過ごし、プロサッカー選手として、人間として大きく成長することができました。チームメイト、スタッフ、フロント、そしてサポーターの皆様、すべてのアントラーズファミリーと勝利のために戦えたことは、自分の誇りであり、財産です。
今回、シーズン途中でチームを離れることは難しい決断でしたが、FCバルセロナで新たな挑戦をしたいと強く思い、移籍を決めました。これから直面する様々な困難や壁も、自分の成長には絶対に必要なことだと信じています。鹿島アントラーズというクラブで経験したすべてを糧に、これからも一日一日、一瞬一瞬を大切にして、フットボールと向き合っていきたいと思います。本当にありがとうございました」