バルサ移籍が秒読みの鹿島・安部 チームメートに背中を押されサポーターにあいさつ(スポニチアネックス)
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◇明治安田生命J1第18節 鹿島2―0磐田(2019年7月6日 カシマ)
今夏のバルセロナへの完全移籍が秒読みとなっている鹿島のMF安部裕葵(20)がホームの磐田戦で後半29分から鹿島での“ラスト出場”を果たし、サポーターに惜別した。
「いつも通り、チームのためにプレーしようと思った」とMFレアンドロと交代で右サイドハーフにイン。後半アディショナルタイムには右サイドから果敢に仕掛けて中央にパスを送ったが、相手DFにクリアされた。試合は2―0で勝ち、J1最速となるクラブの通算500勝を達成したが、シュート数は3―14とチーム全体に課題は多かった。「シュート数を見れば分かるが、結果とはほど遠い内容だった」と振り返った。
試合後はゴール裏のサポーターからコールが鳴り止まず、チームメートに背中を押される形でサポーターの前へ。両手を挙げてから深く一礼し、あいさつ。ピッチから去る最後の瞬間まで大歓声が降り注いだ。「シンプルに名前を呼んでもらえることが嬉しかった」。移籍については「完全には決まってないですけどね。鹿島と僕と相手チームのことなので、(交渉は)鹿島と僕の代理人に任せている。しっかりそれが形になれば、またお話させていただく」とした。