コパ・アメリカに挑む“同期”の安部裕葵へ…レオ・シルバ「今でも口酸っぱく言ってるけど…」(SOCCER KING)
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――コパ・アメリカがいよいよ開幕します。レオ・シルバ選手はどこに注目していますか?
「コパ・アメリカがブラジル開催ということで、ブラジル代表は非常に期待されます。南米の人が最も注目する大会だし、日本とカタールも参加するので、優秀な選手が出そろった面白い大会になると思います」
――やはり、ブラジル代表は気になりますか?
「そうですね。ホームなので。心配というよりはホームアドバンテージでサポーターの力もある。サポーターの力というのは非常に心強いです。サポーターのリアクションに対してブラジル代表がどのような力を示すかが重要になると思います」
――レオ・シルバ選手はブラジルで6年間プレーしました。当時感じた“ブラジルのサッカー”とは?
「まずは楽しさ。サッカーを“やる楽しさ”と“観る楽しさ”です。あとはピッチ内での即興性ですね。追い込まれたときにどのような発想力や創造性で打開していくのかという点ですね」
――南米のサッカーはとにかく球際が激しいイメージがあります。
「ブラジルも激しさはありますけど、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビアの方が激しいですね。南米の国と対戦するときはそういう心構えが必要になります」
――レオ・シルバ選手は2013年にJリーグでプレーを開始しました。きっかけは何だったのしょうか?
「前年にブラジル選手権で活躍してアルビレックス新潟からオファーをもらいました。その間に対戦相手や日本でプレー経験がある選手から、日本について良い情報を聞いていました。オファーをいただいたときから悩むことはなかったですね。海外経験も欲しかったので。僕の人生で一番正しかった選択だと思っています」
――来日当初に苦労したことはなかったのでしょうか?
「正直、『僕は日本人だったのではないか!?』と思うほどです(笑) 新潟の雪で真っ白な光景を見たとき、ブラジル人なら驚くと思いますが、僕は『めっちゃ良い!』という感情が湧きました。初日の練習から楽しかったですし。あとは、好き嫌いがないので、食べ物に関しても何の問題もなかったです。当然ながら、言語の問題はありました。ポジション的にも指示を出さなければならないので、短い日本語を早く覚えるように努力しました」
――ピッチ上で感じたブラジルとの違いは?
「試合のリズムが違いますね。日本の方がスピーディーでダイナミッ