安部トシ子さんの花嫁相談室「披露宴の料理に地元食材を使いたい」(25ansウエディング)
【リンク先抜粋】
確かに、レストランや料亭のほうが受け入れ体勢はあるのかな、という気はします。ホテルの場合、婚礼は一日ひと組だけではありませんので、あまりイレギュラーなお願いは受けていただけないこともありますが、場合によってはお引き受けしましょうと言ってくださることもあります。最近では、シェフと直接打ち合わせをして、ふたりだけのオリジナルのウエディング・コースを組み立てていくということを強みにしているホテルも多くなってきました。
以前、ある料亭で、新郎がセルフィーユを栽培・販売していて、それを披露宴の料理で使いたいというリクエストがありました。西洋野菜ですので料理長は使ったことがなく、料理長自ら知り合いのお店に食べに行って相談したり、事前に少し送ってもらって試作を繰り返しました。当日はセルフィーユをソースにし、玉地蒸しというスッポン入りの茶碗蒸しにかけて提供。大変好評でした。
食品管理の問題から肉や魚といった生鮮食品はお断りする、新郎新婦の地元のお米は率先して使っているなど、会場によっていろいろな考え方があります。ホテルが希望なら、そのホテルのシェフに相談できる話なのかどうかを、プランナーさんに率直に聞いてみてください。