安部トシ子さんの花嫁相談室「ファーストミートを成功させたい」(25ansウエディング)

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 結論から言いますと、あるのはワクワク感のみで、デメリットはほとんどありません。欧米には「結婚式まで花婿にウエディングドレス姿を見せないと幸せになれる」という言い伝えもあり、見せないことが習慣となっています。ドレス選びに付き合うのはお母さまや姉妹が一般的です。ヘア&メイクが不完全な状態でドレス姿を見せるより、完全に整った姿を彼の記憶に残すほうが美しい思い出になります。まずはプランナーさんや衣装担当のスタイリストさんに、ファーストミートをすることを伝えてください。スタッフに協力を頼めばふたりの衣装のバランスや会場のコーディネイトも考えてもらえますし、当日のサプライズ演出なども含め、必要なアドバイスを得ることができます。ブーケと会場装花のフォーマル度は揃えるべきですが、それも会場担当者やお花屋さんと密に相談していけば何も問題はありません。また会場装花に影響するのはカラードレスですので、カラードレスは事前に彼に見せてもかまわないと思います。 「私はこの白いドレスであなたに嫁ぎます」という挙式用のドレス以上に感動するドレス姿は、他にはないのです。挙式当日、初めて彼女のドレス姿を見て驚き、時には涙ぐんでしまう花婿さんを見るたびに、「中途半端なタイミングに見せていなくて本当によかった!」と感じます。それほどファーストミートは感動的なものなのです。「彼女がこちらを向いたら、求愛の意味を込めて渡してくださいね」とブーケを差し出しても、見とれてしまって手が出ない花婿さんもいました。「このタイミングでなければいけない」というものではないので、前撮りをするなら、そのときにファーストミートをするのもよいでしょう。   そしてファーストミートの感動は花婿だけではなく、お父さまやおじいさま、おばあさまも同様です。お母さまは前もって見ているけれど、お父さまは見ていませんので、初めてドレス姿を見せるタイミングで感謝の意味を込め、ファーザーズブートニアをつけてあげても喜ばれると思います。   最後に準備段階でひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。ドレスの写真を持っていると、新郎は必ず見たがります。今までの経験上、みなさんそうでした。ドレスの写真は、席を立つときには必ず持っていくこと! その点だけは気をつけてくださいね。

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(2019/04/28)