「苦しくて苦しくて…」鹿島MF安部、局部踏まれて途中交代(ゲキサカ)
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[4.20 J1第8節 鹿島1-0仙台 カシマ]
試合終了間際の負傷交代にスタジアムは騒然。だが、取材エリアに現れた鹿島アントラーズMF安部裕葵の表情は普段以上に明るかった。
今季初のフル出場が近づいた後半41分、安部は味方とのパスワークでエリア内に侵入したが、インターセプトを試みた仙台MF梁勇基との接触で負傷。そのままピッチに倒れ込んだ形となり、同44分、担架に運ばれてピッチを後にした。
鹿島サポーターが陣取るゴール裏の目前だったこともあり、場内は一時ブーイングの嵐。これからリーグ戦とAFCチャンピオンズリーグとの連戦がスタートする上、U-20日本代表の安部は5月下旬にU-20ワールドカップも控えており、ここで離脱となれば大きな痛手となる。
しかし、安部は無事だった。実は接触の場面で踏まれていたのは局部。「苦しくて苦しくて……」と当時の痛みを冗談交じりに振り返ったが、歩く姿にも問題はなく、今後のプレーに影響することはなさそうだ。
この日は他の場面でも相手の厳しいマークに苦しんだが、「僕は昔から削られるキャラなので」と意に介さず。後半途中に受けた危険なファウルについても「避けていなかったら足ごと持って行かれていたけど、力の逃がし方も大事」と余裕を見せた。
もっとも、前半35分には決定的なボレーシュートを外すなど、今季に入ってノーゴールが続いている。「あれは決まりました。すみません。バウンドを合わせるために滑った(スライディングした)けど練習不足です」。矢印を自らに向け、次のチャンスに照準を合わせる。