安部トシ子さんの花嫁相談室「お色直し中のベストなゲスト対応について」(25ansウエディング)

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 これは打ち合わせに来られるカップルからも、よく出る質問です。結婚式は誰にとっても一生に一度ですので、離席中の披露宴のようすをイメージするのは難しいと思います。私たちは現場を見ているからわかるのですが、お色直しのあいだ、ゲストの方はお化粧直しにいかれたり、喫煙される方は外に出られたり、あとは久しぶりに会ったお友達同士、ご親族同士でお話をされたりしています。挙式中はもちろん会話はできませんし、披露宴前は受付をすませたり、親ごさんにあいさつをしたりとバタバタしています。席についても乾杯や祝辞があります。ゆっくり話ができるのはお色直しからで、実はゲストにとって、ここが会話をするタイミングなんです。   結婚式のおもてなしのなかでもトップにくるのは、なんといってもお料理ですよね。大切な方をお招きするということでいろいろとこだわったメニューを考えたのなら、お色直しのあいだこそ、じっくりと味わっていただく時間です。そう考えると、離席中にゲストを最も楽しくさせる演出は、生演奏ではないでしょうか。会話の邪魔にもならないし、無言で食べるより心地よい音楽があったほうが食事も進みやすく、大人度が高いです。会話も弾み、美味しい料理を楽しみ、生演奏を堪能してゆっくりとくつろいだところで再登場となりますので、離席時間を長いと感じることはないと思います。   退席時に司会の方に「どうぞご歓談いただき、ゆっくりとお料理をお楽しみください」と言っていただくだけで充分ですし、例えば郷里の素材を使うなど、選ばれたお料理に特別なこだわりがあるなら、そこで説明してもらうのもよいと思います。   もしもお料理とは別の楽しみを入れたいと思うなら、ふたりへのメッセージを書いてもらうのもよいと思います。お皿を下げられて、次の料理を待つあいだなどに、ひと言メッセージを書いてかごに入れたり、ツリーに結んでもらうのも楽しいです。受付時にする場合もありますが、「お食事中のゲストは他に何もすることがないので、カードとペンをテーブルに置いてほしい」とリクエストされる新郎新婦も多いです。いずれにしても、「退屈なのでは」と心配する必要はありませんので安心してください。

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(2019/03/10)