鹿島安部は頭脳派アタッカー東京五輪世代注目No1(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
<22日開幕 Jココに注目!(上)> 27年目を迎えるJリーグが22日に開幕する。日刊スポーツでは今日から3日間にわたり、開幕直前企画として今季の見どころを独自の視点で紹介する。第1回は「東京オリンピック(五輪)世代」。来年に迫ったビッグイベントで活躍しそうな、ブレーク必至のニュースターたちに迫る。【写真】ブレーク必至のニュースター横浜FC・FW斉藤光毅      ◇       ◇ 堂安律、冨安健洋ら東京五輪世代で、NO・1注目Jリーガーは鹿島アントラーズMF安部裕葵(ひろき=20)だ。171センチと小柄だが、スピードに乗った縦への突破が魅力のサイドアタッカー。昨年末のクラブ・ワールドカップ(W杯)では強烈シュートで世界に衝撃を与えた。前線の選手が流動的に入れ替わる鹿島では得点量産もありそうだ。 たくましい精神も魅力の1つ。今季から10番を任されたが、「プレッシャーがあるのは感じるけど、僕に影響はない。プレッシャーに小さくなるくらいなら、サッカー選手を辞めた方がいい」と頼もしい。強化担当の鈴木常務も「精神的により強くなり、自覚も出てきた。自分の置かれた状況を客観的に理解でき、やるべきことを見つけられる」と成長に目を細める。 今でこそスター候補だが高校まではほぼ無名選手。プロ入りを勝ち取った裏にはある“頭脳派プレー”があった。高卒でJリーガーになる最短ルートは、夏の総体でスカウトの目に留まること。激戦区の地元東京を避け、4年連続総体出場中の広島・瀬戸内を選んだ。安部が高3時の総体開催地が広島で、出場枠が2枠あることも考慮していた。その第2代表として出場した総体で、居合わせた鹿島スカウトに見初められた。このシンデレラストーリーは14歳の安部が自ら描いたもの。「計算通りです」と笑ってみせた。 口ぐせは「コツコツ」。プロ入り後は、先を見ず目の前のことに集中するスタイルを確立している。五輪の話を振っても「(意識)してない」と言い、「このチームで頑張っていたら(選ばれる)。代表入りたいな、五輪出たいなって、心の裏、奥ではありますけど、表面的なものには全くない」とサラリと答えた。 クールな安部だが、昨年末のクラブW杯でレアル・マドリードに敗戦後はピッチで号泣した。涙の真相は「悔しさもそうですけど、1年間チームメートと一緒に戦ってきて、なんかすごいうれしくて、楽しか

続きはこちら

(2019/02/19)