Jベストヤング賞、鹿島の安部裕葵に本田圭佑“系譜”(THE PAGE)

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今シーズンのJ1リーグで最も活躍した若手選手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」が13日に発表され、鹿島アントラーズのFW安部裕葵(あべ・ひろき、19)が選出された。  Jリーグは2010シーズンから新人選手表彰の対象選手を21歳以下に引き下げ、それまでの「新人王」から現行の「ベストヤングプレーヤー賞」に改めた。今シーズンは1997年4月2日以降に生まれた選手で、なおかつリーグ戦の半分に当たる17試合以上に出場した選手が対象となった。  ノミネートされたのは11チームから総勢12人。そのなかで2ゴールをあげた安部の出場22試合は5番目に、プレー時間1146分は4番目にそれぞれ少ない。たとえば北海道コンサドーレ札幌のFW菅大輝(20)は出場33試合、プレー時間2604分とともに最多を数えている。  それでも安部が受賞したのは、限られた時間のなかでアイデアあふれる攻撃、切れ味鋭いドリブル、そして体を張った泥臭い守備のすべてで強烈なインパクトを放ったからに他ならない。受賞者はJ1の18クラブの監督及び17試合以上に出場した選手の投票をもとに、村井満チェアマン、原博実副理事長、J1クラブの実行委員(代表取締役)らで構成される選考委員会で決定されるからだ。  安部は広島県瀬戸内高校から昨シーズンにアントラーズへ加入。ルーキーイヤーからJ1で13試合、272分間プレーして1ゴールをあげた。そして、2年目のシーズンを前に、こんな言葉を残している。 「今シーズンは本気を出します。去年が本気じゃなかったわけじゃないけど、今年は自分がエースになれるくらいの勢いでやりたい。あれだけ試合に使ってもらって、かなり先輩たちにも気を使ってもらって、僕のやりやすい環境でプレーさせてもらった。そういうことはもう必要ないし、期待されていると思うので、プレッシャーもほどよく感じながら、公式戦で数字という結果を残せたらいい」  まだ18歳だった若手選手が、なかなか口に出せる言葉ではない。自信に満ちあふれたビッグマウスの源泉をさかのぼっていくと、今夏のロシア大会を含めて3度のワールドカップに出場し、すべての大会でゴールとアシストを決めた本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)に行き着く。

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(2018/12/14)