【広島】鈴木が連発 安部ソロ&満塁弾5打点で赤ヘル打線脅威の粘り(スポーツ報知)

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◆SMBC日本シリーズ2018第3戦 ソフトバンク9―8広島(30日・ヤフオクドーム)  SMBC日本シリーズ2018はヤフオクDに舞台を移した第3戦で、ソフトバンクが9―8で広島との乱打戦を制し、1勝1敗1分けのタイとした。4回に中村晃の適時打などで2点を先制。1点リードの6回にはデスパイネの3ランなどで突き放し、日本シリーズの本拠地連勝を10に伸ばした。広島は相手を上回る球団最多の16安打も、丸が5打数無安打でシリーズ最多タイの4三振。16安打以上でシリーズ初の黒星となった。鈴木の2打席連続アーチ、安部の満塁弾を含む2発などで追い上げたが、1点届かなかった。  赤ヘル打線が驚異の粘りを頂上決戦でも見せつけた。1点を返し、なおも5点を追う8回1死満塁。福岡出身の安部は1ストライクから、加治屋のカーブに体をクルリと回転させた。「誰も諦めていなかった。何とかしたいと必死に食らいついた」。右翼テラス席に弾丸ライナーで飛び込むグランドスラム。5回のソロと、2発で球団初の5打点。9番打者のシリーズ最多打点となった。  広島選手のシリーズでの1試合2発は、1980年のライトルだけだった。38年ぶりとなる快挙を鈴木もやってのけた。先頭の6回にミランダの直球を右翼席に運ぶと、8回先頭では2号ソロを左翼テラス席に放り込んだ。「自分のスイングでしっかりとらえることができた。何とかしたい気持ちだった」と振り返った。  レギュラーシーズンでも3年連続で40試合以上の逆転勝利を飾ってきた。最大6点ビハインドから1点差まで追い上げ、高ヘッドコーチは「あの点差から詰め寄ったし、相手も嫌な感じになったと思う」と土壇場での底力に手応えを口にした。鈴木は「あのまま負けていたらもっと相手に勢いづかせてしまったと思う。簡単に相手に勝たせたくなかった」と敗戦のショックを感じさせず、堂々と前を向いていた。(表 洋介)

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(2018/10/31)