コイ9番安部が乱打戦演出、2本塁打5打点 ソフトバンク9-8広島(産経新聞)

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 敗れはしたものの、広島は最大6点差をつけられた展開から終盤に8-9の1点差まで詰め寄る驚異の粘りを見せた。特に気を吐いたのは「9番・三塁」で先発出場した安部だ。0-2の五回に反撃の口火を切る右越えソロを放つと、八回には1点差に迫る満塁本塁打。今季レギュラーシーズンは72試合で本塁打4本だった伏兵が、計5打点の活躍でセ・リーグ王者の意地を示した。  2点を先制された直後の五回。1死で打席に立つと、カウント2-0からミランダの外角直球を思い切り振り抜いた。打球は右中間席へ飛び込む日本シリーズ初本塁打。さらに3-9と敗色濃厚だった八回には、4番鈴木のソロの後に迎えた1死満塁の好機で、ソフトバンクの5番手加治屋のカーブを右越えに運んだ。  守備でも、一回1死一塁でグラシアルの三塁線への強い打球に飛びついてアウトに仕留めるなど貢献した。「たとえ点差が開いても、相手が嫌だと思うように攻撃するつもりでいった」という俊足巧打の29歳。対戦成績を五分に戻されたが、「とにかく一試合一試合という感じでやっていく」と気持ちを次戦に切り替えた。(上阪正人)

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(2018/10/31)