鹿島のスカウト担当部長は、「安部裕葵に柴崎岳と似たものを感じた」(webスポルティーバ)

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 終了間際に内田篤人が決めたゴールで3-2と勝利した第1戦から3週間。鹿島アントラーズは水原三星とACL準決勝第2戦を戦うために韓国・水原へ来た。3週間の間、内田が離脱。その後、ルヴァンカップ準決勝でマリノスに敗れ、リーグ戦では川崎フロンターレ、浦和レッズと対戦したが、4戦勝利から遠ざかっている。  10月23日、試合前日会見。ソ・ジョンウォン監督が復帰後、連勝している水原はその雰囲気の良さを強調していた。「鹿島はシーズン序盤こそ苦労していたが、今はいい状態にある」とソ・ジョンウォン監督の言葉通りの状態に、鹿島はあるのだろうか?  10月24日、昌子源がキャプテンマークをまいた。遠藤康も負傷のため韓国へは来ていなかった。  水原ワールドカップスタジアムは満員にはなっていなかったが、水原のゴール裏からは熱っぽい圧力が伝わってくる。鹿島へ来る前に、水原のライバルチームに所属していたGKのクォン・スンテがボールを持つたびに大きなブーイングがピッチに響いた。  水原は、前線から激しいプレッシングで、その闘志を表現した。 「球際勝負になるのはわかっていた。そこで勝てればチャンスに繋がる」  そう話す鈴木優磨はひるむことなく、前を向き突破を試みて、チャンスを作った。  25分、鈴木が倒されて得たFKをセルジーニョが蹴り、山本脩斗が先制点をマークした。  徐々に鹿島が水原を押し返していく。中盤でのボールの奪い合いは球際や競り合いだけでなく、両者がパスを読んで奪うインターセプトに成功する場面も多く、文字通り目の離せない展開が続くなかで、前半が終了する。  後半早々、水原は191センチのパク・ギドンを投入し、戦い方を変える。パクに合わせてシンプルにロングボールやクロスボールを蹴りこむようになった。それに対応する間もなく、鹿島は今季の悪癖を見せる。52分、53分と立て続けに失点。あっけなく逆転した水原は、60分には3点目をマークする。  その直後、鹿島の選手たちが集まり、話をしている。 「1点返せば、次の1点も獲れる。まずは1点」  チームの方針が明確になった。同点でも勝ち上がりは決まるが、最悪負けたとしても4-3なら、アウェイゴール数で水原を上回る。失点しないことも重要だが、まずは点を決めなければ、話にならない。  64分、右サイドから、いったん左サイドへ

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(2018/10/28)