安部トシ子さんの花嫁相談室「信者ではないのでキリスト教式に抵抗がある」(25ansウエディング)

【リンク先抜粋】
キリスト教というのは必ずしもクリスチャンだけを祝福しているわけではなく、広く万人を祝福し、みんなが幸せな人生を歩めるようにと願っていると私は思います。  きっかけがウエディング・ドレスでも素敵なチャペルでも、悩む必要はありません。司式をしてくださる牧師先生は、「これを機に信者になってもらいたい」などとも思っていません。ただ、「知らないままの人生よりも知った方が豊かでしょう?」というような考え方から、結婚式を通して少しでもキリスト教に親しみを感じてくれたり、興味を持ってくれたら嬉しいと思っていらっしゃいます。 「ヴァージン・ロードを父親と歩くのが夢」という人も多いと思いますが、実はこれらを含んで式次第に決まり事というのは一切ありません。だって式次第はすべて後付けで、イエス・キリストが「こうしなさい」と言ったわけではないのですから。だからヴァージン・ロードは父親に限らず、あなたがいちばん納得する人とともに、またはあなたひとりで歩いてもいいのです。指輪の交換も、フェイスベールをどこで上げるかも、そんなに重要ではありません。結婚式で大切なこと。それはひとえに「誓約」です。神さまの前で永遠の愛を誓うこと。それこそが要なのです。本当はふたり自身の言葉で誓い合えたら素晴らしいのですが、緊張もあってそれは難しいでしょう。ですから牧師先生の問いかけに「はい、誓います」と、しっかりと答えてください。   また、キリスト教式では聖書の朗読と祈祷も行われます。聖書には結婚式に相応しい章がいくつかあり、司式をされる牧師先生の考えで朗読の箇所が選択されますが、できれば聖書の第何節を読んでいただいたかを覚えておいてほしいと思います。すると将来、聖書を紐解いたときに「ここに私たちの結婚式の日の言葉がある!」と初心を思い出すことができ、その言葉はふたりの糧になります。   祈祷はふたりの手を重ねた上に牧師先生がストールを置き、その上にご自分の手を置かれて行われます。そのとき、ふたりだけに聴こえるような小さな声で、短くお話をされる先生もいらっしゃいます。それは「頑張りなさいよ」というような、本当に親身で温かいエール。その後、晴れて夫婦となったことを参列者に宣言されます。   リハーサルでは、「新郎は祭壇の前に立ち、3歩ほど迎えにいきます。お父さまはお嬢さまの手を離してください。新郎はお父さまと握手

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(2018/08/31)